賃貸マンションのデメリット
管理人が不在のマンションが多い
賃貸マンションの場合、管理人が不在な物件が多いのがデメリットです。管理人がいれば必ずしもメリットばかりということでもありませんが、不在の物件だと管理が十分に行き届かないというデメリットがあります。例えば、管理人がいればエントランス部分の照明が切れたままになっていたりゴミが散らかっていたりといったこともなく、常に快適に暮らせるよう管理してもらえます。
しかし、管理人がいないと何か困ったときには管理会社に連絡するしかなく、対応に時間がかかるのがデメリットです。中には、共用部分に私物を置いたり騒音を出したりとルールを守らない住人もいるでしょう。管理人がいない物件だと、そういったトラブルにすぐに対応してもらうことができません。
自由に内装を変えることができない
賃貸マンションは、分譲とは違い、内装を勝手に変えることができない点もデメリットです。中には、借主が内装のプランニングもできる賃貸マンションも見られます。しかし、それはごく稀なケースです。通常はそのままの状態で使うのが一般的で、自分で壁紙などを変えたいときはオーナーの承諾が必要ですし、退去の際は原状回復が原則となっています。
そのため、自分で内装や間取りを変えたい人にとっては、賃貸マンションは自由度が極めて低いのがデメリットです。物件によっては、画鋲を挿すのさえ気を使うというケースもあります。模様替えをしたいときは、せいぜいカーテンやカーペットで雰囲気を変えるしか手段がありません。設備や内装が古くなっても、勝手にリフォームできないのもデメリットです。